腰痛改善の最終兵器!
3年前(2015年)の冬。私の知り合いのお話です
仕事の休憩が終わり何気なく立ち上がった瞬間、右の太ももから指先にかけてカミナリに撃たれたような激しい痛み(痺れ)に見舞われたのです。
もともと腰痛持ちではあったのですが、テレビや雑誌などで紹介されるような簡単な「腰痛体操」等で誤魔化せる程度のものでした。腰痛を軽く考えていたようです。
中腰の姿勢が続いたり、重い物を持ち上げたときなどに違和感や軽い痛みを感じる程度でしたので、痛みは自覚しながらも「まぁ大丈夫でしょう」なんて高を括っていたのですが、この痛烈な痺れを経験したときに、やはり、それではだめだったんだということを痛感したそうです。
痺れを感じた瞬間から全く動くことができない。
すぐさま仕事を抜けさせてもらい病院へ直行すると診断は「腰椎椎間板ヘルニア」。お医者様は迷わず「これは即入院・手術ですね」との一言。事の重大さを改めて感じ、気持ちまで深く沈んだことを今でもはっきりと思い出すそうです。
「手術」・・・
知り合いは身体を使う仕事をしておりましたので、ここで身体にメスを入れると数か月は現場に立てなくなる。
何よりも、大切な身体にできることなら傷はつけたくない。
悩みに悩んだ結果、やはり手術は回避したいとの思いが募り、担当医になんとか手術を避けて治療できる方法はないかと相談いたしました。
結果は「保存療法しかない。」との回答。
保存療法とは「ブロック注射」などで痛みを緩和し、リハビリなどで筋力をつけたりしながら根治しないものの、上手く痛みと付き合っていくという方法論です。
知り合いはメスを入れるくらいならと保存療法を即決、どうせやるならと、病院でできるリハビリ以外で腰痛に効果のあるものもとりいれようと、藁にも縋るおもいでインターネットを検索しまくったそうです。
偶然に出会ったのが「ストレッチポール」というツール
そこで、偶然に出会ったのが「ストレッチポール」というツールです。
ストレッチポールとは、直径30センチ程度、長さが1メートルくらいの特殊素材で作られた筒状のエクササイズツールでして、その目的は「姿勢改善」というなにやら身体によさそうなものでした。
なんでもいい、身体に良いことなら全てやってやる!と意気込んでいた知り合いにはまさに渡りに船。これは興味深いと、退院後早速取り寄せて使用してみました。(入院期間は1か月でした)
ストレッチポールを使用したエクササイズとは、簡単に言えば「身体を緩める」という、どちらかといえば「リラックス」を目的とした動きがメインとなる、ほとんどハードな動きを必要としないものでしたので、力を入れる運動がまだまだできない段階の知り合いにとっては最適でした。
何よりも、一度動きを覚えてしまえばいつでも簡単に「自分でできる」(セルフコンディショニング)という点が秀逸で、時間があれば「ベーシックセブン」と呼ばれる基本的なエクササイズを中心に取り組んでおりました。
そして・・・
退院から半年後、気が付けば腰の痛みを感じることがほとんど無い日々。
それでも疑い深い知り合いは「まだ油断はできない」と軽い筋トレとストレッチポールのエクササイズを毎日欠かさず行っておりました。
あれから3年、今ではヘルニアの痛みは皆無の日々を過ごしているそうです。
もちろん、ストレッチポール「だけ」では改善の幅も限界はあると思います。
姿勢を改善しながらその良好な姿勢をキープするための筋力維持は不可欠ですからある程度の筋力トレーニングは必要になると思いますが、そこに足るまでのキッカケとして、身体を緩めながら姿勢を改善していくツール「ストレッチポール」は、特に腰痛にお悩みの方には自信を持ってお勧めできるツールだといえます。
とにかくこの痛みから解放されたい!と腰痛でお悩みの方、一度試してみてはいかかげしょうか。