腰痛持ちの従姉妹の職業は、看護師です。
腰痛を抱えている看護師さんは多い
従姉妹だけでなく多くの看護師が腰痛に悩んでおり、厚生労働省の調査によると看護師の業務上の疾患として腰痛が6~7割ほどしめているデータもあるほどです。
実際に腰痛を抱えていると痛いだけではなく、スムーズに動くことができずに仕事や日常生活に支障が出たり、精神的にも落ち込みがちになったりと、生活の質を落とす原因となってしまいます。腰痛の原因としては、体の不自由な人の日常生活の支援のために不自然な体勢で体を支えたり、長時間の立ち仕事による腰への負担が考えられます。
腰痛が原因で仕事を休まざるを得なくなったり、ひどい時には仕事を続けることができなくなったりする場合もあるので腰痛対策が必要です。従姉妹が実践している腰痛対策を紹介します。看護師ではない方も参考にしていただくと役に立てるはずです。
腰痛と上手に付き合って、生活の質を落とさないためにも実践してみてください。
1 腰に負担のかかる姿勢をさける
前かがみや中腰といった姿勢は腰に負担がかかりやすいのでできる限り避けましょう。床のものを取りたい時には腰や背中を丸めずに膝を曲げて姿勢を低くするようにしましょう。また、可能であるなら作業スペース自体の高さを上げたり、自分が台に乗ったりして腰に負担がかからなくなるようにするのも良いです。
2 長時間の立ち仕事の負担を軽減してくれる靴を選ぶ
長時間の立ち仕事をしている方にとって靴選びはとても重要です。仕事内容によって、立っている時間が長いのか、移動距離が長いのか、職場の床は硬いのか柔らかいのかなどの条件で適した靴は変わってきますので靴屋さんで相談してみると良いです。私の経験では、やはり安い靴よりもそれなりに値段のする靴のほうが履き心地や負担の軽減効果が大きいように感じました。「靴は値段が高いからなかなか買い換えることができない…」という方は中敷を一枚増やしてみるだけでも足腰への負担が大きく変わることを実感できますので諦めずに使ってみてください。
3 ストレッチや体操をしてお風呂にゆっくりつかる
ネットで検索したり、本屋さんを探せば腰痛対策のストレッチや体操に関する情報がたくさん見つかります。それを仕事の休憩時間や自宅に帰ってから実践する習慣をつければ腰痛に効果があります。ただし、間違ったフォームでストレッチや体操を行うと逆に腰痛を悪化させてしまう恐れもありますので注意が必要です。お風呂にゆっくりと浸かって血行を良くすることも合わせて行うと効果的です。
従姉妹の看護師と同じように腰痛に悩んでいる方は是非試してみてください。