腰痛は本当に大変だ。

腰痛に関する情報を色々と紹介させて頂いております。

腰痛になって猫背が治ったそうです。

腰痛になって猫背が治りました

妻が腰痛になったのは、子供が1歳くらいの時でした。いつものように抱っこしようと腰をかがめたら、思わず声がもれるほど腰が痛んだそうです。
その後も、歩いたり階段を下りたりできたので、ぎっくり腰ではなかったです。しかし、腰の痛みはなかなか消えませんでした。最初のような激しい痛みは薄くなったものの、今度は鈍痛に変わって、いつまでもなくなりませんでした。

子供は保育園や幼稚園に行っておらず、妻自身で公園や児童館に連れて行かなければならないので、一日走り回っているような毎日でした。
児童館では座ったりしゃがんだり、公園では走り回ったりして、そのたびに腰がじくじくと痛みました。痛いところをかばうためか、だんだん背中が丸まるようになり、ついに背中も痛み始めました。
鏡にうつった自分を見た時、おばあさんみたいでショックを受けたそうです。これは本気で治さなければと、家に返って真剣に調べてました。

妻が実践した腰痛対策は、温めることと、腹筋を意識することです。

なにかケガをしたり、特別に重たいものを運んで腰痛になったわけではありませんでした。こういう場合は、日頃の姿勢や筋肉の使い方を見直した方がいいと書いてありました。
妻は以前から猫背が気になっていたので、思い当たることがたくさんあり、こうなったらついでに猫背も直したいと、頑張ってみることにしたようです。

それから、薄手の腹巻を常に身に着けるようになりました。最初は暑いし動きにくいと言っていましたが、外すとスースーするようになったとのこと。この薄い生地一枚で、こんなに温まるのだなと驚きました。
それから、腹筋を意識して生活してました。本当は筋トレでもした方がいいと思うのですが、まだ腰が痛かったそうので、そういう激しいトレーニングは腰痛が完全に治ってからしようと思ったそうです。
お腹に力を入れて生活するだけでも、ずいぶん疲れると言ってました。最初は力の入れかたもわからなくて、おかしな姿勢になっていました。
だんだん慣れてきて、背筋を伸ばすのがうまくなってくると、今度は背中を丸めているのが苦痛になってました。背中を丸めると、胃のあたりが苦しくて、呼吸も浅くなります。
今までずっとこんな悪い姿勢でいたのかと思うと、改善のチャンスを与えてもらったような気がして、腰痛になってよかったのかもと思ったそうです。

しばらく姿勢に気を付けて暮らしてみると、鈍痛も薄くなり始めてました。ほとんど痛みがなくなってから、ストレッチや簡単な腹筋をするようにしました。
そうすると、筋肉がしっかりしてきたのか、ますます背筋をのばしているのが楽になりました。その頃には、私や家族にも、猫背が治ったねと気がついてもらえるようになりました。

ストレッチと簡単な運動を続けていると、腰痛がほとんど改善されて、痛みを感じなくなりました。
調子に乗ってしばらく運動をサボっていたら、また鈍く痛むようになりました。それに凝りて、今は定期的に運動をしています。
腰痛は、日頃の生活習慣を見直すチャンスだと思います。