腰痛に関する体験談(40台男性)
生きているだけなら・・・
現在、腰痛を感じ始めてからもう何年経つでしょうか。もういつから痛み始めていたのかも分からなくなっているくらいの付き合いです。とはいっても普段生きているだけなら特に問題があるわけではないレベルです。生きているだけなら。生きていくにはお金が必要です。イコール仕事をしなければならないとゆうことです。この、「仕事」に関して問題となってしまいました。。
思えば腰痛を感じるときは何か重いものを持ち上げたその日に腰回りが筋肉痛になったりする程度だと考えていて、特に持ち方を工夫したり回数を減らすよう考えたり。といった事は、分かっているつもりでも、実際は理解していなかったのだと思います。職業柄重いものを持ち上げる機会が多く、徐々に腰が蝕まれていたことに気が付いてすらいませんでした。
痛みの間隔や強度も徐々に・・・そしてついに
最初のうちは痛みも柔らかく、短時間なものでした。そんなこともあり、深刻に考えておらず放置していました。更には痛みの間隔や強度も徐々に上がっているのに、それに気が付きながらも「筋力がなくなったかな」くらいの気持ちで過ごしていました。
そんな日々の中、ついに強烈な痛みを感じる場面がやってきます。朝起き上がるときに背中の中がキーンと音を立てるような激痛が走るのです。もう一人では起き上がれないくらいの痛みでした。どうゆう体制なら起き上がれるか布団の上で30分くらいは格闘したでしょうか。何とか痛まない動きを探してようやく立ち上がることができました。
このような痛みが、半年に1度くらいやってくるようになってしまい、仕事はおろか、普段の生活にまで影響し始めます。心理的に「痛くなるなら動かないほうがましだ」と考え始めてしまったのでした。それが間違いの始まりでもありました。
動かなくなると当然筋肉は衰え、楽しいことも出来ないため、自然に精神的にも病んでいっていたような気がします。まさに悪循環でした。結局、腰痛持ちに用はないといわんばかりに、人間関係までこじらせてしまい、長年勤めた会社も退職することになってしまいました。
それから、整形外科や接骨院などをいくつか周り、MRI検査などをすることで脊柱管狭窄症(疑い)との結論でもう病院周りをやめることにしました。
なぜか?。結局、直接的な原因を告げられることがなく、行くたびに違う病名を宣告されたりと、煮え切らない結果だったからです。最後には、「うまく付き合っていくしかないね」で終わらされるのです。事実なのですが、ショックは大きいです。
現在は、慣れないPCを使った仕事をするため、ほぼ収入がない中で勉強したりして模索中です。派遣なども経験しましたが、この年で未経験で仕事も絞られるとか悲惨です。ニートですね。特にこれといった得意なものが無い私には、腰痛一つでこれほど仕事の幅が狭くなるのかと驚きつつ、現実を見て何とかしなければならない状況に陥っています。
病状にもよりますが、腰痛とは基本的に治る病気ではないとゆうこと。一時的にしのいだとしても悪化の一途をたどります。結局、腰痛になる前に対策を講じる事と、少しでも痛みや違和感を感じたら、超危機感を感じて腰を強化するなどの対策を講じる事だと思います。
これを読まれた方が、私のような事態に陥らないよう、お役に立てれば幸いです。