またテニスできるようになりました。
57歳男性サラリーマンです。
若い頃から運動好きで、20歳の頃からサーフィンして40歳の時にテニスを始めました。
ところが30代の頃パチンコにはまってしまい、毎日のようにパチンコ屋通いがたたって39歳の時の健康診断で肥満と診断され血糖値、尿酸値も上がり生活の見直しを指摘されました。食生活を変えるのは嫌だったので、運動のみを生活に取り入れました。最初は散歩からでしたが、徐々に一日5キロジョギングできるようになり一年後の健康診断では数値が正常に戻っていました。
このまま、運動を続けようとジョギングは毎日していました。3年ほど経った時、腰なのかお尻なのかちょうど間位のところに違和感を感じてしばらくジョギングはお休みしました。
2~3日休んだら違和感が無くなったのでまたジョギングをして…そんな風に調子が悪くなったら休んで良くなったら走ることを繰り返しているうちにお尻のあたりの痛みがなかなか取れないようになりインターネットで調べると梨状筋症候群というのに症状が似ていました。
ランニングフォームが悪かったりするとなるようで、走るのは直ちにやめましょうと書いてあったのでジョギングはやめて散歩することにしました。そして毎朝晩、ストレッチをして…しばらくは、良かったのですがまたお尻や腰に痛みが出る日がでてきました。
激痛ではないのですが腰が痛重く、動き始めとか立ち上がるときにピキっと痛かったりしました。昔から整形外科とかはシップくれるだけのイメージがありましたので病院には行かず調子が悪い時はカイロプラクティックで筋肉をほぐしてもらったりしてやり過ごしていました。
そんな生活を続けていたある日、腰以外にも太もも裏が痛くなることがでてきました。年齢は50歳を過ぎていたと思います。歩いているだけで腰と足に痛みが出てきて、休むと少し良くなって…やっぱりインターネットで調べてみると、間欠性跛行というものらしくどうもすべり症の症状に似ています。
さすがに、これは病院に行こうと近所の整形外科で診察を受けました。
レントゲンを撮ってやはり腰椎すべり症と診断され病気と付き合っていくしかないから、なるべく太らないようにと言われました。それからしばらくは電気治療を行いましょうと言われ痛み止めとシップを処方してくれました。
2か月ほど通院したでしょうか、症状は良くなりませんでした。一度に歩ける距離もどんどん短くなって100メートルを一度に歩くことができなくなってしまいました。
知人が膝の半月板故障で手術を宣告された時に手術せずに完治させてくれた病院があるというので、そこの病院で診察してもらうことにしました。しかし先生の診断は「MRI撮ってみないと、はっきりとは言えないけれど手術した方が良さそうです。」というものでした。そこの病院では設備が無いので先生がもとおられた少し大きな病院を紹介してくれました。
MRIを撮ってみての診断は椎間板ヘルニアと腰椎すべり症の合併症によって脊柱管狭窄症を起こしているとのことでした。かなり悪く足に麻痺症状が無いのが不思議なくらいだとのことでした。
先生からは一年くらいかけてブロック注射やリハビリで様子を見てみるのも良いがおそらく治らないと思う。だったら一年痛みを我慢するより手術した方が良いのでは無いかとアドバイスがありました。手術後は、病気前のように運動もできるようになるとのことでしたので昨年思い切って手術しました。
手術後半年経って、まだサーフィンはしていませんがテニスには復活しています。何より歩けるというのが本当にうれしいです。