腰痛は本当に大変だ。

腰痛に関する情報を色々と紹介させて頂いております。

子育て期の腰痛は事前に体幹を鍛えよう

子育てをしていたとき、腰痛に悩まされました。

子育てをしていたとき、腰痛に悩まされました。一番酷かった時期は子供が1歳前後の頃。この頃の子供の体重は10キロくらいあり、例えは悪いけど米袋くらい。
ですが、この時期の子供はまだ歩くことができないので、常に抱っこになります。

常に米袋を抱きながら歩く負担は相当のものです。

常に米袋を抱きながら歩く負担は相当のものです。しかも、抱っこ紐には収まらなくなってくる時期でもあるので、常に腕で抱えて抱っこをしてました。
この子供の上げ下ろしを腕と腰だけで抱くことは、腰に大変な負担を与えます。それが日々繰り返していたら徐々に腰痛になり、やがて動けないほどになりました。
けれども子育て期は動けないからといって、子育てをしなくていい訳でもなく、更に子供を抱っこしなくていい訳でもなく、本当に困りました。
ですので夫に協力をしてもらい、更には病院でコルセットや湿布などを出してもらって、極力腰に負担をかけないようにして過ごしました。起き上がれないほどの腰痛はその後なんとか脱しましたが、完全に治ることはなく、その後2年くらいは慢性的に腰痛に悩まされました。

当時はこのまま永遠に腰痛に悩まされて生きていくのだろうか、と暗い気持ちになっていました。

当時はこのまま永遠に腰痛に悩まされて生きていくのだろうか、と暗い気持ちになっていました。ですが、子供が大きくなって抱っこをせがまなくなってくると、腰痛は徐々に良くなってやがて消えていきました。
改めて思うのは子育てのない日常であれば、人はそんなに腰を使うこともなく腰痛になる要因はあまりないのでしょう。
ですが、子育て期は腰は必ず使います。それも、子供が生まれた直後から3キロくらいの子供を抱っこする日々が始まりますので、そこで急に腰を使いだすと以後子供の抱っこ期が終わる3年くらいは何もしなければ腰に負担のかかる生活が続きますので腰痛に悩まされるのは当たり前で、それに備えて体を準備しておくことが大事だと今となってはつくづく思います。
特に若いと大丈夫、と思いがちですが、若くても負担がかかってることには変わりありませんし、逆に若いことで無理をし過ぎて子育てが終わってから腰痛に悩まされる可能性もあります。

子育て期には事前に体幹を鍛えておいた方がよい

ですから、子育て期の腰痛については事前に体の準備をしておくことがとても大事だと思います。体の準備については、腰痛は体幹を鍛えると特に効果的だと分かってきました。
体幹を鍛えると重心が下がります。重心が下がる感覚を身に着けると腰に負担をかけるような動きを自然としなくなります。
子育て期には事前に体幹を鍛えておいた方がよいと思います。特に妊娠期は運動不足になりがちですし、特に下半身を鍛えることは容易に出来ない状況ですが、出産を終えたらスクワッドや腹筋など、産後の体を引き締めるための体操ということだけでなく、来るべき腰痛に備えるために、バランスボールに乗ったり、体幹トレーニングをしたり意識的に体幹を鍛え更には体を使って子どもを抱える感覚を身に着けた方がよいと思います。

その意識があるだけで、育児期の腰痛はかなり回避できるか、悪化しない可能性は高いと思います。