腰痛は本当に大変だ。

腰痛に関する情報を色々と紹介させて頂いております。

二日酔いからぎっくり腰?!

二日酔いからぎっくり腰?!

 ふだんはジムに通って運動するなど、とても健康体の私です。筋力も同年代の方よりあると自負しています。それが、ひょんなことから激しい腰痛に苦しむことになりました。

 私はお酒が好きで、つい飲みすぎてしまいます。そのときも、軽い二日酔いの朝でした。ちょっとむかむかするな、程度で、実際に吐きはしないのですがちょっとえづくというか、こみ上げるものがある感じでした(汚くてすみません)。あまり気にしていなかったので、こみ上げるたびに自由におえ、を繰り返していました。

なんとなく腰のあたりがへんだなぁ・・・

昼過ぎになって、なんとなく腰のあたりがへんだなと感じだしました。重いというか、なんとなく気になる感じがしたのです。そのときはもう二日酔いはなおっていましたが、今度はどんどん腰の重みがましてきます。しだいに重みが痛みに変わってくるのを感じ、車に乗って近くの整骨院に向かいました。

 病院の駐車場についてからが大変でした。降りられないのはもちろん、ドアをあけることもできないんです。
何が起きているのかわからず、入口はすぐ目の前なのですが、電話をかけて助けにきてもらおうかと思いました。ですが、バックにすら手が伸びないんです。手を伸ばそうとしても腰に激痛が走ります。
しばらくパニックになった頭でいろいろ考えましたが、入口をあけたら倒れてもいい、と思い、思い切ってなんとか一人で車を降りて病院のドアまで行きました。
 すぐに先生が出てきてくれ、待合室の椅子に腰かけると、「両手を前にのばしてみて」と言います。私は正直に、「手をどうやって前に出したらいいのかわからなくなりました」と言うと、横に座っていたおばあさんが、「ぎっくり腰だ。せつないねぇ。よくわかるよ」と言います。

ぎっくり腰?!

ぎっくり腰?!どうして?と苦痛に顔をゆがませながら先生に聞くと、「ぎっくり腰。まあ、捻挫だね」と軽くおっしゃいます。
結局、ぎっくり腰でした。その一回の治療では治りませんでしたが、先生によると放っておいても数日で治るから、鎮痛剤を飲んでやり過ごしてよいとのことでした。
自宅で鎮痛剤を飲むと普通に生活できる程度になり、1週間くらい治療に通いましたが、鎮痛剤を飲むまでは本当に地獄でした。歩く、ふりかえる、息をする、今まで普通にしていたことが、どうやってしたらいいのかわからない状態でした。

嗚咽が原因!?

 結局私の場合、なんどもオエ、とするごとに腰に相当の力がかかっていたようで、それが原因でぎっくり腰になったようです。普段そんなことを考えたことはありませんでしたが、二度とあの苦痛を味わいたくないと、オエとするのも気を使うようになりました。
ぎっくり腰、と聞くとなんだかお年寄りがバキ!と突然痛がる様を想像しますが、こんな身近なところでなるものなのだと初めて知り、待合室のおばあさんが「せつないねぇ」と言ってくれたように、腰の痛みというのがどれほど全身に苦痛をおよぼすのか実感して、腰痛のある方がどれほど日常が大変なのかと思うようになりました。