保育士の強敵、腰痛
保育士の職業病、腰痛
保育士は腰痛で悩んでいる人が多いと言います。それは当然だと思います。保育士は子どもを抱っこすることが多く、重い物を運ぶことも意外に多いからです.
特に私が働いていたような保育士不足の園では、抱っこで一人、おんぶで一人、二人ずつをつれて荷物を持って散歩、または移動などが日常茶飯事だったので保育園勤めを始めて一年たたずに腰痛で悩むようになりました。
いつも腰に重い石が乗っているような感じ
未満児クラスでは抱っこは必須ですが年中・年長児クラスになっても抱っこしたり重い物を持って移動したり(おもちゃや絵本の入った箱、子ども達の荷物を移動させる時など)はやはり毎日だったため、腰痛は治りませんでした。ずきずきするような激しい痛みではなく、いつも腰に重い石が乗っているような感じでした。
立ったり座ったり腰を曲げたりする時に特に腰が重いように感じました。子どもを抱っこして階段を上り下りする時などが特にきつかったです。そのせいで毎日疲労感を強く感じていました。
踊ったり体操したり
また、腰が気になるため動作がゆっくりになってしまい、てきぱき動けずに先輩保育士に怒られたり、子ども達のトラブルに素早く対処できなかったりすることもありました。職業柄、腰を回したり曲げたりして踊ったり体操したりもしなければいけなかったため、それがきつくてすごく疲れました。
夜寝る前など布団の上に横になった時も寝返りを繰り返しながら楽な体勢を見つけるのにいつも時間がかかっていました。先輩保育士のほとんどもやはり腰痛持ちで、湿布を貼ったり骨盤ベルトなどで腰をサポートしたりしていました。私もマネをして湿布を貼ってみたり、骨盤ベルトをきつめに巻いたりしてみましたが、少し楽になったような気はするもののあまり目立った効果はありませんでした。
効果があったかどうかは
これも先輩保育士に聞いて、夜はあたたかい湯船につかったあと腹巻きなどで腰をあたたかくしてねる、ということをしていましたが、こちらも効果があったかどうかはわかりません。
最も効果があったと思ったのは近所の整体に通って整体マッサージをしてもらった後です。私が行っていた整体院は国家資格を持っているという専門の先生がいて、その先生にいつも担当してもらって一回90分かけて丁寧にマッサージをしてもらっていました。最初は60分コースの5000円でマッサージをしていましたが、先生にすごく固くなっているからそちらの方が良いと一度勧められて90分コースにするとすごく腰の調子が良くなったため90分コースにするようになりました。
90分コースで7500円でしたが、休日に予約して月に2~3回ほどのペースでに通っていたため費用としてはかなりかかっていたと思います。ですが、その先生にマッサージをしてもらった直後は腰の痛みが楽になり、立ったり座ったりがスムーズにできる他夜も熟睡できるのです。
翌日から仕事に行くたびにまた腰痛がひどくなっていって、またマッサージを受けに行ってを3年ほど繰り返しましたがその後保育士を辞めてからは腰痛が次第に良くなり、整体院に通うこともなくなりました。