腰痛は本当に大変だ。

腰痛に関する情報を色々と紹介させて頂いております。

20代の私が腰痛に悩まされた体験談

まだ20代なのですが、腰痛に悩まされています。

わたしはまだ20代なのですが、腰痛に悩まされています。腰痛になったのは今から8年前です。当時看護師として働いていました。寝たきりの患者さんが多い病棟で、わたしより体重が重い患者さんの介助を繰り返していました。
加えて、立ちっぱなしでいることが多かったです。自分がこの若さで腰痛に悩まされるとは思わず、がむしゃらに仕事をしていました。看護師として働き始めて半年経ったころです。なんとなく腰におもりをつけているようなだるい感じが続きました。

肩こりのようなもの!?

しかし、肩こりのようなものだろう、力仕事をしているのでその影響だろうと軽く考えていました。腰痛は看護師の職業病だといわれているので、全く気にしていませんでした。同僚の中には腰痛が悪化して、働くことができなくなり、退職した人もいました。
ある日、仕事で点滴がたくさん入ったカゴを持ち上げようとした瞬間、いきなり腰が砕かれるような感覚になり、腰を屈曲したまま戻せなくなりました。背後から見ると、ずっと動かないからなにをしているのだろうと不思議に思われたかもしれません。その時に限って、周りには誰も見当たらず、助けを呼ぶこともできませんでした。3、4分そのままの状態で動けない状態でした。そこから、右足に痺れを感じ始めました。
さすがにおかしいと思い、腰痛に悩まされている先輩に相談することにしました。先輩は椎間板ヘルニアと診断されたそうで、わたしに1度受診するよう勧めてくれました。職場の整形外科を受診し、MRIを撮ると椎間板ヘルニアと診断されました。
痺れは神経の圧迫によるものだったのです。そこから、腰にベルトを巻きながら仕事をしました。ベルトをすることで多少は腰が安定しするようになり、腰痛が軽減されました。椎間板ヘルニアによる腰痛は完治することはないので、一生向き合っていかなければなりません。わたしは数年前妊娠、出産しました。妊娠中おなかが重たく、腰にとても負担がかかっていました。
妊娠後期には立っていると、腰痛が辛すぎて、立ちっぱなしにはなれませんでした。妊娠中はおなかが前方に出ている状態なので、妊娠していないときの姿勢とは全く違います。寝転ぶだけでも腰がだるくて辛かったです。立っているのも辛い、寝るのも辛いという悪循環でした。
現在2人の子育て真っ最中ですが、子どもから抱っこを要求されると、正直辛いです。2人を同時に抱っこすると合計30キログラム近くあり、最近さすがに腰が悲鳴をあげています。さらに、しびれがひどくなっているのがわかります。
平坦な道でつまずくことが増えました。長時間車に乗ってずっと同じ姿勢でいることができないので、ゴールデンウィークなどに高速道路を使っての移動はできなくなりました。子どもと遠くに旅行に出かけたいのですが、なかなか実現できていません。
わたしのなかで、腰痛は40代くらいからの悩みだと他人事だと思っていたので正直驚いています。腰痛は年齢を問わないのだと実感しました。椎間板ヘルニアがこのまま悪化してしまうと、排尿排便の管理ができなくなる可能性があります。腰痛で悩んでいる人がいたら放置せず、受診したほうがいいですよ。